麺屋 黒 (目黒)
気まぐれレポ
麺屋 黒 (東京都 目黒区)
今日のお店は大学の先輩の家にお邪魔した際立ち寄った家系ラーメン屋。店内は広くなく、15名も客が入れば満席のようだ。
ラーメン中を食券で注文。家系コールは「硬め・濃いめ・多め」の通称「死の三段活用」。普段は初見の家系のお店はノーマルにしているが、ライブの後ということもあって身体が濃厚な一撃を求めていた。
卓上の漬物をつまみながら店内を見渡すと有名人のサインがズラリ。壁一面に貼られた色紙からラーメンへの期待が高まる。
程なくして着丼。スープの上に鶏油の層が綺麗に出来ている。
スープを一口。ガツンとくる豚骨の旨みと醤油ダレのキレが疲れた身体によく染みる。
麺は家系ならではの中太麺。スープの絡みがよく、すいすい啜れる。筆者は九州出身なので昔から細麺に愛着があったが、やはり家系ラーメンには中太麺が1番だと感じる。これが細麺だと恐らく恐らく物足りなく感じてしまうだろう。
チャーシュー。程よくレア。家系のチャーシューは自己主張し過ぎないのがいい。しかしいなくなっては物足りない。名脇役である。
海苔とほうれん草はスープに浸す派である。ヒタヒタになったそれらをご飯に乗せて豆板醤とコショーをかければ完璧。無限に食べられる。
米が美味いと唸っていると炊飯器の近くに「○○県産の米使用」とポップがある。(どこの米か忘れてしまった……)数あるラーメンの中で家系はライスの注文率が高い。米にこだわっているとわかると自然と笑みがこぼれる。
あっという間に完食。久しぶりの家系ラーメンは大当たりだった。再訪を誓い、近くの飲み屋へと足を運ぶ。サッパリしたハイボールが飲みたいなぁ……